2013/05/26

私、産みます

自分が結婚しているという事実にも未だにたまにびっくりするのに、今秋には母になります。

わかったのは冬の終わりだったんですが、予定は10月だし、まだまだ先の話だわ〜とのんびり構えてたのですが、気がつけばもう折り返し地点に立ってました。この調子だと気がつけば産んでましたという羽目になりそうなので、そうそうできる体験でもないし、今までの流れというか、気持ちでも書き留めておこうと思います。長いよ!

妊婦になりました
月のアレが遅れてたのですが(生々しくてすみません)、今までも何回かあったので別にどうとも思っていませんでした。買い物ついでにゲットした検査薬で調べてみたら、見事ビンゴでびびったという話です。トイレで思わず「ああ?!」と叫んだんすよ…。

今年で結婚2年目だし、年も丁度いいし、周りの友達で母親になっている人はもう何人もいたし、別段びっくりすることでもなかったのですが、まさか本当に自分が妊娠するとは思っていなかったというのが正直な感想です。

前々から妊娠したらどうやって夫をびっくりさせてやるか…ふふふ…と色々画策してたのに、実際そうなってみるとびっくりしたのは誰よりも自分だったので、夫にはトイレで検査薬の写真を撮ってメールするというロマンスもへったくれもない方法で伝えました。これは今も思い出す度に悔しい。

現実を見るんだ!
夫は夫でもう一回検査するまで信じないよ…と大きい目を更に見開いてプルプルしていたので、仰る通りに今度は高いやつで調べたら線ではなく、"pregnant"という言葉を突きつけられました(デジタルのはこの時点で妊娠何週かも教えてくれます。すごい!)。ここで諦めろって話ですが、その後も懲りずに何回か検査しまして勝率は実に10割、ついに自分達が親になるという事実を夫と共に認めたわけです。

妊婦生活、始めました
日本ではすぐに産婦人科にかかれて、超音波検査で赤ちゃんの姿が即確認できますが、ここイギリスでは何と12週目になるまで何にもありません(お金を出せば別ですが)。自宅で検査した後に産院に登録するためにGP(かかりつけ医)に行きますが、そこでするのも自宅と同じ尿検査での確認、あとは妊婦生活の心得的なリーフレットを渡され、あとはひたすら初めての病院での検査まで待つという日本人からしたらあり得ない流れです。(自宅で検査して陽性だったことを伝えたら、「それなら確実だね!おめでとう!」で済まされ、尿検査さえしてもらえないという話も聞きます。何だそれ。)

とは言っても初めての妊娠でただでさえ色々心配なのに、日本語で「妊娠初期」を検索すると流産の話がものすごくたくさん出てくるので全然気休めにならず、これは12周まで待ってたらハゲるわと思い、プライベートの有料機関でマイベイビーの姿を確認することにしました。(因みに英語だと初期流産の話は「流産」とピンポイントで探さないと出てきません。こっちがゆったり構えすぎなのか、日本人が心配しすぎなのかはわかりませんが、お国柄が出てて中々おもしろいよね。)

初めて見る我が子は体長10mmで豆のような形をしていました。人間とは全然呼べない形なのに、心臓はもう動いていてピコピコしているのを見て「極小親指サイズなのにすごいテクノロジー!」と明後日の方向に感動したのを覚えてます。

大きさから判断して6週目で、 予定日は10月中旬ということを伝えられ、おめでとうという言葉を頂いたものの、自分が妊娠して母親になるという実感はここではまだまだありませんでした。

つわり
これについては私はかなり軽い部類だったと思います。吐いたり寝込んだりもなかったし、特定の匂いが駄目ということも、食べられるものが限定されていたこともなく、妊娠がわかってから今まで大半は普通に生活してました。仕事も運動も旅行もマッサージもがんがんしてたしね。

何でもおいしい幸せな妊婦
でもやっぱり一番重いと言われている時期は胸焼けがひどくて、ちょっと食べただけでお腹が一杯になって気持ち悪かったし、家事も全然ままならない状態で夫に丸投げになってしまったので、この時点で週3の頻度で通っていたジムは一旦断念することにしました。

ゲロゲロ吐いて人生最大の痩せ期がくるという間違った期待が大外れに終わったのは内緒だぜ!

病院と、どこで産むか
イギリスの公的医療は基本的に全て無料なので、全ての検査・出産費用ももちろん一切いりません。

言葉だけだと素晴らしいシステムに聞こえますが、その分何事もない限りは超音波検査が12週と20週の2回のみ、あとは助産婦との複数回の面会と両親学級だけで出産を迎えます。そして産んだら産んだで、こちらも特に問題がなければ一日で病院を追い出されるという、日本の至れり尽くせり何でもします!という神様待遇との雲泥の差の話を聞いていたので、こんなところでは産めない!絶対に里帰り出産するんだ!!と決めていました。

が、我が家の場合はイギリス⇆日本間なので、本当に日本で産むとなると一年くらいはイギリスを離れることになります。夫は私がそうしたいならそれでいいとは言ってくれていましたが、この話題になるとその顔だけで子犬数匹は殺せるんじゃ?というくらいそれはもう悲しそうな顔になるし、初めての子供なのに出産にも立ち会えない、最初の数ヶ月も一緒に過ごせないというのはいくらなんでも酷かと思ったので、腹をくくってイギリスで産むことにしました。

病院の真向かいにある国会議事堂
もちろんお金さえ出せばプライベートの産院で日本並の待遇が受けられますが、それはセレブのみに許された特権なので(涙)、一般庶民の私は国民健康サービス、通称NHSを利用して産むことになります。上では安かろう悪かろうみたいな書き方をしましたが、少しでも不安要素がある場合は回数制限なく検査もしてもらえますし(実際私は16週検診がありました)、24時間体制の妊婦ホットラインもあり、産後は一日で強制退院と言ってもその後は自宅まで助産婦が色々面倒を見に来てくれるんだから、そこまでひどいものではないです。日本は出産一時金で後から戻ってくるけど、何十万も取るからこその神様待遇なんだろうから、無料のNHSと比べるのはよくないよね。ていうか実際よくやってくれてると思います。

そうは言ってもたま●よやらの妊婦雑誌を読む度にイギリス大丈夫かよとちょっぴり不安になるのは事実なので、こっちの医療は日本からわざわざ看護師さんが研修にくるレベルなんだし、私の病院はあのナイチンゲールが建てたものだし、病室からはBig Benも見えるしと、ありとあらゆる気休めを考えては不安な心を静めています。

まあここはプライベートの有料機関とうまいこと組み合わせながら柔軟にやっていこうと思います。

夫
夫のミリタリー式育児本
私と同じく最初は全然実感もなかった彼ですが、父親のハウツー本や高価なカメラを買ったり、今後の財政プランを考えたりと段々父親になる自覚が出てきたようです。今までもしっかり者の長男でしたが、ここ最近になってそれに拍車がかかったのか、何でもかんでもやってくれるのでぶっちゃけ非常に楽です。

のろけになりますが(えへ)、家事もするし食事も弁当も作るし、あれが食べたいと言ったらすぐにパシってくれるし、足がむくむと言えば揉んでくれるし、妊婦生活についての文句も黙って聞いてくれるし、両親からは絶対に離婚されるなと毎回きつく言われるくらい私に対して献身的な優しい夫です。

今更ですが書いてて甘えすぎてるなと思ったので、ちょっと心を入れ替えようと思います。ごめんよ夫。

今後
ようやく安定期にも入り、お腹も気がつけば結構出てきました。体重ももちろん...増えてますよ...。イギリスは体重管理は全然厳しくない、というかあってないようなものなので、油断してると大変なことになってしまうのです。私のかかりつけの美容師は何と20キロ増えたと言ってました。ギャー!ひと月に1キロ増を目標に徹底したカロリー管理をしているのですが、それでもなぜか増えていくのが最近の悩みなので、そろそろジムに戻って軽い運動でもし始めようかなと思ってます。マジで。

再来週には5ヶ月に(日本でいう6ヶ月)に入るので、多分産むまでもうあっという間なんだと思います。産休をいつからいつまで取るかとか、ベビーグッズを揃えるとか、両親学級とか、家はどうするのかとか、考えることはたくさんあるのでそろそろ本腰入れて一つ一つ片付けていかないとやばいことになる気がします。しかも私は今年予定日間近にイギリス永住権の申請もしないといけないので、それに備えてのテスト勉強もあるしで、今年の秋はものすごく大変です。あーもうあーもう。テスト勉強なんて大学以来してないっつの!

来月は福岡に2週間だけですが帰ります。本当は夏に帰る予定は全く無かったのですが、ここを逃すと来年の春頃まで無理なので、夫に泣きついて航空券をゲット。イギリスは体重は気にしないくせに、食品制限のため食べさせてもらえないものが多いため、寿司やら何やら食べまくってきます。

16週、やっと人間ぽい形に
赤ちゃんの性別は前回の検診で9割方わかっているのですが、次の検診で確定と言われているので、とりあえずまだ秘密です。実は希望していた性別の逆なのですが、それはそれで色々楽しみになってきたので、本当はどっちでもよかったんでしょうね。子供はどちらかというと苦手な私なのですが、いざ産まれたらきっとすっごい我が子ラブ!なうざい親になるんだと思います。それはそれで新しい自分発見ということで許して。

胎動らしい胎動はまだ感じていないのですが、たまにこれかな?と思うものがあるので、私達が準備できていようといまいととお腹の中の子は日々大きくなっています。どんな子が産まれようとも、私達の人生に大切な人が一人増えるのは本当に幸せなことだと思います。妊娠•出産•育児は初めての連続になりますが、夫と二人で、皆さんの力を借りながらまったりやっていきたいです。怖いけど楽しみだよ今秋!

2012/08/06

生きてます

お久しぶりです。気がつけば最後の投稿は昨年10月末、すでに2012年も半分以上過ぎていますが、私は元気です。ブログに飽きたのでもなく、書くことが無かったでもなく、就職が決まって忙しくなったのとほぼ同時にパソコンが壊れ、スマホからブログを書くなんて情熱も無かったので、自然と筆が重くなっておりました。だってタッチスクリーンでちまちま打つなんて、考えるだけでめんどいんだもの。

イギリスに引っ越して1年経ちまして、その間3回も引っ越しているので「お前は一体どこに住んどるんじゃ」とよく突っ込まれますが、今住んでるのはオリンピック真っ最中のロンドンです。はい、ブライトンより出戻りました。ブライトンも可愛らしいサイズで良かったんだけど、ちょっと住むにはつまらない、自称都会っ子の私には小さすぎました。

何よりの決め手はロンドンに就職が来まり通勤を始めたはいいものの、イギリスの電車が予想以上にウ●コだったので動かざるを得なかったのです。あれ以上続いてたら私の精神状態がやばかった。だって定刻通りに到着しない回数がする回数より多いんですよ!それなのに誰一人文句を言わない!そして臭い!寒い!暑い!遅い!高い!汚い!・・・と文句を言ってたら本当にきりがないくらい、イギリスの電車が大嫌いになりました。それと日本の皆さんはもっと自分の電車環境に感謝するべきだと声を大にして言わせて頂きます。

ということで色々ありましたが、ロンドンに引っ越して幸せです。

そうそう、仕事と言えば何とか某英系会社に決まりました。忙しい日々はプライベートって何だっけ・・・?と考えるほど忙しいのですが、日本と違ってやりたい放題やらせてくれるこちらの会社のスタンスは私にとっても合ってるみたいです。ちなみに日系の会社もいくつか受けたのですが、「ご結婚されてるんですね。お子さんのご予定はいつ?」と「面接時に聞いたらアウトな質問」のテンプレートがきたので、丁重にお断りしました。まじびびったっつの。

オリンピックはあまりにも盛り上がってなかったので一体どうなることやらと思ってましたが、 いざ始まってみたらそれなりに華やいだ雰囲気になってます。やっぱり一生に一度のことですからね。私も立派なにわかファンとして、日々各種目をきちんとチェックしてます。昨日はイギリスは一日で金メダルを6個も取り、たった今テニスで国民的スターのAndy Murray(ザ・イギリス男子平均顔代表)が新たに金を取りました。彼は先月のウィンブルドンで2位に終わったので、ここで勝てて本当に良かったです。私も嬉しい。表彰式ではイギリス国歌も歌っちゃうぞー。

日本ではどう捉えられてるのか非常に興味があるのですが、開会式は素晴らしかったですね。どうだ!これがイギリスだよ!感が全面に出た、イギリス人のイギリス人によるイギリス人のための開会式でした。イギリスネタが強すぎて、非イギリス人がわけわからなくなって置いてけぼりになってもいいんです、だってロンドン五輪だもの。女王をボンドガールにして空まで飛ばしちゃうなんて、絶対この国にしかできない。このユーモアがイギリスの魅力です。これだから私はぶーぶー言いながらもこの国が好きなんだよなーと改めて思い知らされました。

4年前の北京五輪は財力・国力の誇示に重点が置かれていましたが、今のイギリスには悲しいかな自慢するほどの経済力が無いのが事実。それならそれで自分達が世界に誇れるもの=文化、イギリス今昔の魅力を出し付くしちゃえばいーじゃん!と知恵を絞って作られた、他の誰にも真似できない「イギリス」というタイトルの一大ミュージカルが今回の開会式だったと思うのです。

今月末にいよいよ日本に帰省します。35度超えの天気をもはや覚えていないので、一体どうなることやら不安ですが、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

2011/10/27

怒髪天を衝く

「”結婚”というシステムに価値を見いだせないから、一生する気はないんだ」と言われたのをきっかけに別れた元彼/彼女が婚約したのを知ったらどうでしょう。

たとえ自分が今現在幸せな結婚生活を送っているとしても、自分がふった側だとしても、そしてすでに愛情も何の感情も無い対象だとしても、まさにはらわた煮えくりかえる気持ちとはこういうことじゃーないかしら。

良かったね!お幸せに!とは絶対に言いません。むしろ 「初志貫徹もできない駄目人間でごめんなさい」と私に謝れと思う。ええ理不尽なのはわかってます。でも心の底からこのくそったれ!もっとハゲれ!と思ってしまうのですよ。

Break your legs! (そのままの意味で)。けっ。

2011/10/24

英国的テレビガイド pt.2

それでは引き続き主婦ニートのテレビガイドです。今回は"Xfactor"の主役、(派手な審査員陣に喰われがちですが)参加者達について独断と偏見をフルに使用して書き綴りたいと思いますの。

今年はすでに3週間前に始まったのですが、オーディションの最終段階は毎週土曜日夜に行われるライブショーです。そこで与えられたテーマに沿ったパフォーマンスを生放送で披露し、視聴者が電話・インターネットを使って投票⇒日曜夜に結果発表。そこで得票数ワースト2の2人が最後の1席をかけて別のパフォーマンスを改めて披露し、4人の審査員が一人ずつ誰を残すかを選ぶ、というシステムです(2:2に割れた場合は視聴者投票が少ない方が脱落)。

「次のビッグシンガーを発掘」というのが番組の目的なのですが、ぶっちゃけ歌のうまさだけでは勝てません。視聴者に好かれない=投票してもらえないので、歌唱力ではなく好感度が一番ものを言います。実際参加者の一人、Kittyは先日文句のつけようのないパフォーマンスを披露したにも関わらず、なぜかワースト2に入りました。彼女はオーディションの初期段階からそれはもうものすごい嫌われっぷりで、twitterで名前を検索すると罵詈雑言の嵐、連日タブロイド誌で「過去ストリッパーだった」だの「26歳なのにボトックスが欠かせない」だのひどいこと書かれまくりです。怖い。

それでは前置きが長くなりましたが、すでに脱落した人も含めて、2011年のファイナリスト達をご紹介したいと思います。

 Groups (担当:Tulisa Contostavlos)
 2 Shoes(1週目敗退):イギリス東部Essex州出身の2人組。Essexというのはとにかく派手好き、朝から晩までひたすらパーティー★な人たちが住む街で知られています。このお二人もご多分にもれず、ものすごい厚化粧にエクステでもりもりの髪、箸が転がってもおかしいというキャラクターが非常に印象的でした。確かにゲラゲラキャピキャピうるさいのですが、その頭からっぽな言動を見てるだけで小さな幸せを感じていたのは私だけではないはず。

Nu Vibe(2週目敗退):もともとソロシンガー志望でオーデションに参加したのですが、「ソロでは勝てないが、グループとしてならいける」という審査員の判断によって結成されたボーイバンド。が、全く同じ条件で結成されたThe Riskに比べると技術的にも微妙で、色々ぼんやりとしたイメージのまま2週目敗退。未だに顔も覚えていないのですが、ワースト2に選ばれ最後の1席をかけたパフォーマンスで葬式のような雰囲気で歌っていたことだけが印象深いです。

Little Mix(Rhythmixより改名):例年Xfactorにおいて、ガールバンドは1・2週目で敗退するのが常だったのですが、彼女達は今までのガールバンド(露出度高めの衣装+ヒールでセクシーに歌い踊る)とは違うスタイルを持ち込み、今のところ全てストレートで危なげなく通過しています。全員10代と若いのですが、可愛らしさを売り込むわけでもなく、確かな歌唱力とエンターテイメント性の高いステージで、私も毎週楽しみにしています。どこぞのAKBなんちゃらは見習ったらいいと思うよ。

The Risk:もともと別グループとして参加していたCharlie(右から2人目)と、ソロシンガー志望だった3人で形成されたボーイバンド。ライブショーの数週間前にグループになったのですが、何年も一緒に歌ってきたかのようなレベルの高さで頭一つ抜けてます。特にCharlieがずば抜けて素晴らしいのですが、彼ばかりフィーチャーせずに一人一人がきちんとパートを持って歌っているのが好印象。ちなみにみんな老け顔だけど20代前半です。西洋人の老化の速さは恐ろしいね!

Girls担当:Kelly Rowland
Amelia Lily(1週目敗退):何かにつけて「私は一番若いから可能性が未知数。何てったって16歳だもの。」と言いまくっていたのがうざいピンク頭。初期段階からかなりプッシュされていたので、彼女自身もこんなに早く脱落するとは思わなかったのか、最後のインタビューでべっしょべしょに泣いていました。かわいそうだなとちょっと思ったけど、翌日両親が「16歳の夢をぶち壊すなんてお前ら鬼か!」と切れていたので同情心も消えうせました。モンペは世界共通ですね。

Sophie Habibis(4週目敗退): 友人の従妹です。なので優勝して欲しい人No1。他のGirlsに比べると若干地味なのが悪目立ちしてまして、「パーソナリティが無い」だの「歌はうまい、けどつまらない」だのむかつくコメントが多いです。が、目立たない=嫌われる要素も無いということなので、このまま日陰に隠れて地味に逃げ切ってくれないかとひたすらネガティブな感じで応援しています。顔もかわいいし、バラードを歌わせると天下一品なんですよ。がんばれー。追記:とか言ってたら4週目で脱落...。涙。

Janet Devlin:番組的に一押しなのが丸分かりのアイルランド出身16歳。Louisが「ピュアな、天使の歌声」と評していましたがまさにその通り。決してパワフルではないけど心に残る繊細な美声と、調子もこかずシャイで好感のもてるキャラクター+可憐な容姿.....うーんこれはデビューしたら人気でるわ。唯一の心配点はどんな曲を歌っても同じ「綺麗なバラード」にしか聞こえないこと。あと2ヶ月はライブショーが続くので、飽きられないためにも、ロックとかにも挑戦してみたらいいとオバサンは思うのです。

Misha B: はい出ました「ザ・歌姫」。歌唱力・パフォーマンス・雰囲気全てがすでに完成しています。彼女のステージは「参加者」というよりも、ゲストで呼ばれた「プロ」の仕事です。なので技術だけで言ったら彼女の優勝間違いなしなのですが、その自信から来る性格の悪さが話題に上がっておりまして、先週はTulisa、Louisの2人から態度を改めるように注意を受けていました。が、そんなコメントを受けても「性格よりもパフォーマンスを重視しろよ。けっ。」とビッチな態度を取る、まさにディーバです。

また予想外に長くなってしまったので、今回はここまで。次回はBoysとOver25の参加者について書きまーす。

2011/10/19

英国的テレビガイド pt.1

どうも皆さんこんにちは。9月半ばに就職活動を始めたものの、日本以上の超!就職氷河期であるイギリスで、いわゆる移民という立場の私にそうそう簡単に仕事が見つかるわけでもなく、今日も元気に主婦という名の下にニートライフを満喫中の私です。ブライトンに引っ越してきてまだ友達らしい友達もいないので、はっきり言って生活の90%がテレビとネットで成り立っているという若干かわいそうな状態なのでネタらしいネタもありません。なので本日は暇つぶしにイギリスのテレビについてブログっちゃおうと思います。

日本のテレビ業界の冬の風物詩が「紅白歌合戦」だとしたら、イギリスのそれは間違いなく「Xfactor」です。夏の終わりからクリスマスにかけて行われる壮大なオーディション番組なのですが、毎年この番組が始まると「ああ、今年も終盤に近づいてきたなあ...」と感慨深くなります(早)。「American Idol」と言えば皆さんも耳にしたことがあるかもしれませんが、これの元ネタはイギリスの「Pop Idol」という番組です。で、この「Pop Idol」のプロデューサーであるSimon Cowellが8年前に始めたのが「Xfactor」です。

ちなみにこちら←がSimon氏。はい見て下さいよこのちょいワル親父っぷり。妙に濃い顔に「俺の胸毛を見れ!」と言わんばかりの開襟具合。しかも声質までちょいワルときたもんだ。未来のスターを夢見てオーディションを受ける素人達を「はっきり言おう、君は音痴だ」とバッサバッサと切り落とすものすごい毒舌なのですが、言ってることはポイントを得ていて、さすがそこらへんの映画スターよりも財産を持ってる敏腕プロデューサー。過去7年間は彼も審査員の中にいまして、その毒舌vs個性的な参加者が番組の目玉でもあったのですが、今年は「Xfactor USA」の審査員として毒舌を吐いているため、残念ながら彼の勇姿をイギリスで見ることができません。

というわけで今年の「Xfactor」は一体誰が審査員に?!というところから話題だったのですが、まずは彼らからご紹介したいと思います。

Groups担当:Tulisa Contostavlos 
ロンドンのカムデン出身の23歳、ご覧の通り美人で巨乳でスタイル抜群。その可憐な容姿からは想像できないのですが、本業はN-Dubzというヒップホップグループの歌手で、チェケラーチェケラー歌ってます。審査員陣の中で一番若いのですが、芸能界でのキャリアは実に10年を超えているので全ての言葉がものすごく的確。彼女が担当しているGroupsは毎回歌、ダンス、演出ともハイレベルなパフォーマンスを披露しているので、個人的には審査員の中で一番できる人なのではないかと睨んでいます。

Girls担当:Kelly Rowland
 皆さんご存知、世界的に有名なガールズグループDestiny's Childのメンバーです。常にものすごいオーバーリアクションな言動で、ああアメリカ人ってやっぱイギリス人と違うな...と思わせてくれます(良い意味で)。参加者に対してあまり厳しいことは言わず、大きな目に涙を浮かべながらいつも優しい言葉をかけている、お姉さんになって欲しい人ナンバー1。ちなみに「イギリス男子のズボンの履き方が好き!」とインタビューで言ってたので、パンツ丸出しのだれだれファッションはお好きではないようです。豆知識な。

Boys担当:Gary Barlow
本当かどうかは知りませんが、「イギリス史上、ビートルズ以来の最も成功したバンド by BBC」であるTake That(日本のSmap的な存在)のリーダーです。顔も声も全てイケメンの、個人的にどストライクのおっさん。番組的にはSimonに次ぐ「毒舌担当」のようですが、やっぱりオリジナルに比べると弱いな...というのが正直な印象。担当しているBoysの選曲が毎週微妙なので、もっと頑張ってほしい。

Over 25担当:Louis Walsh
2004年から審査員として参加している唯一のオリジナルメンバー。何のことはない還暦前のおじさんに見えますが、数々の 歌手をヒットチャートに送り込む、未だ現役のやり手マネージャーです(代表:Westlife、Boyzone、Girls Aloudなど)。アイルランド人だからか、アイルランド出身の参加者にはめっぽう優しく、なぜかいつもOver 25担当で、歌唱力よりもイロモノ性重視な参加者を最終ステージまで送り込み番組を盛り上げてくれます。が、そのせいか真面目なGary Barlowとはよく対立してます。あと多分ゲイ。

何だか妙に長くなったので今回はここまで。次回は番組の主役である参加者達について書こうと思います。

2011/09/27

「外人」として生きること

イギリスで街中を歩いていると「ニーハオ!ニーハオ!」と声をかけられる(というか叫ばれる)ことが多いです。 ごく稀に「スシ!」もあるのですが、大半が「ニーハオ!」です。日本の子供が国籍関わらず外人に「ハロー!」と言うレベルと同じなのでにこやかに流してればいいかと思うのですが、これがものすごく腹が立つ。最初はお!外人扱いされてる!と興奮こそしていたのですが、最近は言われるたびにそいつの胸倉つかんでぶん殴りたくなるくらいムカつきます(言い方にもよりますが)。

先週は開き直って「你好。有什么吩咐?」とご希望の中国語で返してあげたのに、固まってニヤニヤしながら逃げるアホか、そのまま(英語で)ナンパに入る下品なおっさんかでもううんざり。中国語を勉強してるからとか、中国に行く/行ったことがあるからとか、何かしらのプラスな目的があって声をかけるわけでもない、ただオウムのように目的も無く知ってる単語を叫びたいだけなんです。

東アジア人って日本人・韓国人もいるのに、いつもいつもいつもいつも中国人扱い。中国人がどうというわけでは全く無いです。ただ東アジア人=中国人、その人種以外は空気な扱いが許せない。先にも言いましたが日本も同じですよ。非アジア系の顔立ちであれば、その人の母国語が何であろうとハローハロー。マシューが日本に住んでいた時「ハローハローうっせー!」と常々愚痴っていましたが、まさに今の私。ニーハオニーハオうっせーんだよ!大半の人には悪気がないのはわかります。(外国人なんて今時珍しくもないはずなのに)物珍しさに興奮するのはいいです、でもそれが続くと単なる嫌がらせでしかないのをわかってほしい。

イギリスでマイノリティの人種であるからには、私は「外人」扱いされること自体に対しては腹は立ちません。どう頑張っても東アジア人以外にはなりえないんだし、目指してもないです。みんな違うのは当たり前で、違うからこそおもしろいんです。ただ(これは日本・イギリスだけでなくどの国にも言いたいのですが)外国人に「外人」であることをコンプレックスに思わせるような言動は本当にやめて欲しい。悪意はなくても、一言の「ニーハオ/ハロー」が誰かを傷つけてる可能性があるのは事実なんです。

2011/09/13

East Sussex州での日々

ご存知の方もいるかと思いますが、私とマシューはすでにロンドン在住ではありません。友人から「ロンドンに遊びに行くね!」とメールが来るたびに、「いいよ!そこにはもう住んでないんだけどね!」とご期待に添えない返事をするのが心苦しいです。出国前に「ロンドンには1ヶ月くらいしか住まないよ~」というのを結構アピールしてきたつもりなのですが、まあ大半の人にとってはイギリス=ロンドンだし仕方ないか。

そういうわけでロンドンのフラットの賃貸契約が8月中旬で終わりまして、新しい居住地ブライトンの契約が始まるのが9月中旬、その間1ヶ月間はブライトンの隣町、イーストボーンにあるマシュー弟の家&マシュー実家に居候させてもらってます。ロンドンのフラット契約を1ヶ月延長するという手もあったのですが、ロンドン⇔ブライトンって精神的に通勤できる内容と金額ではないので・・・(あ、マシューは9月からブライトンで新しい仕事に就いてます)。暴れん坊将軍な義実家の犬にブラジャーを食われて泣く日々にも終わりが見え、明後日やっと新居に引越しです。もう楽しみで楽しみで楽しみでたまらん。マシュー家族は大好きなのですが、結婚してから5ヶ月も経つので、いい加減まともなフラットでまともな新婚生活を送りたいんだよー(´д`)オイオイ。

ロンドンは遊ぶ分にはものすごく楽しいです。が、私にとっては「住む」街ではないというのが正直な印象。生活費が半端ないのに、そこから得られる満足感は微妙。何というか、価格と中身が一致してないんですよね。東京に対しても同じ考えですが、期間限定ならまだしも、大都市には一生住む気にはなれないそんな私は根っからの九州人。ブライトンは決して大きくはないけど、小さくもない良い街です。ロンドンまでは電車で1時間弱の距離の海辺の避暑地で、ゲイと多人種でいっぱいのこのリラックスした雰囲気が大好き。私達の新居はものすごく巨大な公園の真横にあるので、窓からの眺めが緑がいっぱいで素敵なんだったらもう。

引っ越したら就職活動を始めます。 ロンドンは英語ができる日本人にとっては仕事を見つけるのは楽勝なのですが、ブライトンはそうもいかないので結構不安。やればできる子だと自画自賛しながら気長に頑張ります。