どうも皆さんこんにちは。9月半ばに就職活動を始めたものの、日本以上の超!就職氷河期であるイギリスで、いわゆる移民という立場の私にそうそう簡単に仕事が見つかるわけでもなく、今日も元気に主婦という名の下にニートライフを満喫中の私です。ブライトンに引っ越してきてまだ友達らしい友達もいないので、はっきり言って生活の90%がテレビとネットで成り立っているという若干かわいそうな状態なのでネタらしいネタもありません。なので本日は暇つぶしにイギリスのテレビについてブログっちゃおうと思います。
日本のテレビ業界の冬の風物詩が「紅白歌合戦」だとしたら、イギリスのそれは間違いなく「Xfactor」です。夏の終わりからクリスマスにかけて行われる壮大なオーディション番組なのですが、毎年この番組が始まると「ああ、今年も終盤に近づいてきたなあ...」と感慨深くなります(早)。「American Idol」と言えば皆さんも耳にしたことがあるかもしれませんが、これの元ネタはイギリスの「Pop Idol」という番組です。で、この「Pop Idol」のプロデューサーであるSimon Cowellが8年前に始めたのが「Xfactor」です。
ちなみにこちら←がSimon氏。はい見て下さいよこのちょいワル親父っぷり。妙に濃い顔に「俺の胸毛を見れ!」と言わんばかりの開襟具合。しかも声質までちょいワルときたもんだ。未来のスターを夢見てオーディションを受ける素人達を「はっきり言おう、君は音痴だ」とバッサバッサと切り落とすものすごい毒舌なのですが、言ってることはポイントを得ていて、さすがそこらへんの映画スターよりも財産を持ってる敏腕プロデューサー。過去7年間は彼も審査員の中にいまして、その毒舌vs個性的な参加者が番組の目玉でもあったのですが、今年は「Xfactor USA」の審査員として毒舌を吐いているため、残念ながら彼の勇姿をイギリスで見ることができません。
というわけで今年の「Xfactor」は一体誰が審査員に?!というところから話題だったのですが、まずは彼らからご紹介したいと思います。
Groups担当:Tulisa Contostavlos
ロンドンのカムデン出身の23歳、ご覧の通り美人で巨乳でスタイル抜群。その可憐な容姿からは想像できないのですが、本業はN-Dubzというヒップホップグループの歌手で、チェケラーチェケラー歌ってます。審査員陣の中で一番若いのですが、芸能界でのキャリアは実に10年を超えているので全ての言葉がものすごく的確。彼女が担当しているGroupsは毎回歌、ダンス、演出ともハイレベルなパフォーマンスを披露しているので、個人的には審査員の中で一番できる人なのではないかと睨んでいます。
Girls担当:Kelly Rowland
皆さんご存知、世界的に有名なガールズグループDestiny's Childのメンバーです。常にものすごいオーバーリアクションな言動で、ああアメリカ人ってやっぱイギリス人と違うな...と思わせてくれます(良い意味で)。参加者に対してあまり厳しいことは言わず、大きな目に涙を浮かべながらいつも優しい言葉をかけている、お姉さんになって欲しい人ナンバー1。ちなみに「イギリス男子のズボンの履き方が好き!」とインタビューで言ってたので、パンツ丸出しのだれだれファッションはお好きではないようです。豆知識な。
Boys担当:Gary Barlow
本当かどうかは知りませんが、「イギリス史上、ビートルズ以来の最も成功したバンド by BBC」であるTake That(日本のSmap的な存在)のリーダーです。顔も声も全てイケメンの、個人的にどストライクのおっさん。番組的にはSimonに次ぐ「毒舌担当」のようですが、やっぱりオリジナルに比べると弱いな...というのが正直な印象。担当しているBoysの選曲が毎週微妙なので、もっと頑張ってほしい。
Over 25担当:Louis Walsh
2004年から審査員として参加している唯一のオリジナルメンバー。何のことはない還暦前のおじさんに見えますが、数々の 歌手をヒットチャートに送り込む、未だ現役のやり手マネージャーです(代表:Westlife、Boyzone、Girls Aloudなど)。アイルランド人だからか、アイルランド出身の参加者にはめっぽう優しく、なぜかいつもOver 25担当で、歌唱力よりもイロモノ性重視な参加者を最終ステージまで送り込み番組を盛り上げてくれます。が、そのせいか真面目なGary Barlowとはよく対立してます。あと多分ゲイ。
何だか妙に長くなったので今回はここまで。次回は番組の主役である参加者達について書こうと思います。
2011/10/19
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